ツイッターのアンケート機能を使ってストーリーを決めていった作品。
強力な武器によって抑圧された世界で起きるであろう出来事。
さあ、革命の時は来た。(カム作)
異次元掃除機
絶対服従の圧力政権都市。流れる川は今日も乳白色。
異次元掃除機を武器に役人は威張る。革命を望む青年団は考える。学校を拠点にすれば安全だ。だが道は全て封鎖されている。ガードレールを取り外す。警官から逃げながら川に飛び込む。警官は諦める。
一同は学校へと向かう。高い塀の上に有刺鉄線。更に2人の門番が立っている。いずれも異次元掃除機を所持している。見つかれば一溜まりもない。
手元には工具とガードレールが2枚。作戦の実行は1度きり。失敗は許されない。団員達の間に緊張が走る。
左右正面の三方に分かれる。各人とも曲がり角や物陰に隠れる。
正面部隊の合図で右部隊が動く。耳を塞ぎ工具でガードレールを思い切り叩く。すぐに正面部隊に合流。右門番が持ち場を離れ音がした方へ。タイミングを見て正面部隊が左部隊に合図を送る。
左部隊が離れた場所でわざと見切れるように走り出す。気付いた左門番がすかさず追いかける。左部隊が正面部隊に合流。門番のいない学校の入り口を全速力で通過する。門を閉めてからガードレールで開かないように固定する。
死傷者ゼロでの侵入に成功。
門外から門番の声が聞こえる。無線で学校内の役人達に連絡をしている。
もう後戻りはできない。覚悟を決めて団員達は雄たけびを上げながら校舎内へ一斉に突撃。一か八か職員室に的を絞り全員で一気に突入。そこには戦闘準備も間に合わぬ役人達の姿が。
多勢に無勢。さすがの役人達も異次元掃除機を使えなければ勝ち目なし。すんなり降参して青年団は勝利を収める。何と全員無傷で学校を制圧。役人達の異次元掃除機も全部取り上げて門番も捕らえる。
この地区を足がかりに民衆を圧力政権から解放すべし。