神々が生きていた時代は、どんな世界だったのだろうか。
それはそれは壮大なアドベンチャーで満ちあふれていたに違いない。
ちなみに、この小説には底無し沼の花の神々は登場しない。(やんも作)
底無し沼の花の神々
むかしむかし、相当昔のおはなしです。
人里はなれた、山奥のさらにもっと茂みの奥の、かわのせせらぎが聞こえてくる山あいのみことに、かわの底のひとまろが住んでおりました。
かわの底のひとまろが20歳になったころ、かわの底のひとまろが、池の底の神のうじまろに相談したいことが出てきました。
池の底の神のうじまろには特殊能力がございます。
この特殊能力をあてにしたのでございます。
かわの底のひとまろは、鳥の神のすくねに、お願いもうしたてまつりそうろう。
鳥の神のすくねは、たちまちにして、鳥の守護神、すなはち肥後のもりの、火の鳥鳳凰となりて池の底の氏神のさぶらふことかぎりなし候。
いとおかし。
おかし、食べ放題なり。